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秋の味覚鵡川ししゃも

「鵡川ししゃも」は地域団体商標に登録されています

ししゃも

「ししゃも」は世界でも北海道の太平洋沿岸でしか漁獲されない大変貴重な魚種で、ここ鵡川で生干しされたししゃもは全国でも有名です。

秋のむかわ町を彩るししゃもの簾(すだれ)干し風景なども報道され、「鵡川と言えばししゃも!」「ししゃもと言えば鵡川!」と皆様からご愛顧いただくようになりました。

平成7年7月に「柳葉魚(ししゃも)」を「町魚」に制定し、平成18年4月に改正商標法が施行され、「地域名+商品名」の商標登録が可能になり、改正後の第1期生として「鵡川ししゃも」が認定されました。

シシャモ伝説

ししゃも

天の上に住むカンナカムイ(雷神)の妹は、ひまをもてあまし、沙流川と鵡川の水源地、シシリムカ カムイヌプリに降り立ちました。

ところが、川下のどのコタン(集落)の家々からも、煙が立ち昇る様子はありません。不思議に思ったカンナカムイの妹は、人々の話に耳をかたむけました。

「飢饉で食べるものがない。どうしよう。」途方に暮れている人々を救おうと、雷神の妹は、天に向かって大声で助けを求めました。天上のススランッペの畔にある、神の集落では大いに驚き、フクロウの女神が柳の枝を杖にして、魂を背負い地上に舞い降りました。

柳の枝を、どの川に流そうかと、フクロウの女神は神々と話し合い、「沙流川は水がきれいだが、男川で気が荒いから、女川の鵡川に下ろしたほうがよいだろう。」ということになったのです。魂を入れた柳の葉を鵡川に流したところ、みるみるススハム(柳の葉の魚)になりました。

また、一説には、神の国ススランッペの川岸にあった柳の葉が、地上に落ちたので、これを腐らせるのはもったいないので、柳葉魚にしたとも言われています。

「ししゃも」商品について

珍味ししゃも

珍味ししゃも

当協会では、地元加工会社で製造される「鵡川ししゃも」のみを販売しております。「干しししゃも」は、もちろんのこと「珍味ししゃも」なども扱っております。

さらには、「むかわ町」にお越しの際には、町内料理屋にて「ししゃも寿司」、「ししゃも天ぷら」等様々な料理を楽しむ事ができます。


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